キヌアとは?
キヌアは、南米のアンデス山脈で古くから栽培されてきた食用植物の一種。分類学上はホウレンソウの仲間ですが、キヌアは種子の部分を食用としており、アワやヒエなどのように、雑穀として扱われています。その種子の大きさは2mm程度の球形。インカ帝国では、トウモロコシと同じくらい貴重な作物とされていたそうです。
たんぱく質とミネラル豊富! キヌアの高い栄養価
スーパーフードと呼ばれるキヌアはNASAでも認め
られている南米由来の雑穀です。栄養バランスに優れた食材で、
トリプトファンを含む9種類の必須アミノ酸を含んでいます。
またカルシウム等のミネラルやフェノール酸が多く含まれ、穀物
アレルギーを示さないことから完全食品と呼ばれています。
食物繊維、葉酸、亜鉛も豊富なことから便秘予防や鉄分の増加など様々な美容効果が期待できる食品です。
キヌアとの出会い
2021年4月のある日、朝刊で「キヌア」掲載記事を発見。とても貴重な植物で、スーパーフードと呼ばれてるらしい。しかも裾野市と静岡大学農学部・須山東農事組合の3者での共同事業で現在3年目とのこと。
早速私は、現地農場に赴き、栽培現場を視察しました。意外と丈が短く可愛らしいキヌアでした。
10月初めに市役所に紹介された山梨県上野原市の農業生産法人「ゆうきの輪」大神田社長を訪ねました。(裾野市がきぬあのタネを頂いた本家)
キヌアを育てて10年。注ぐ愛情やご苦労などを伺い、さらに今後の販売戦略やキヌア粉末「きぬ粉」の仕入れなどの打ち合わせをしました。
大神田社長はとても温厚な方で、国家公務員をリタイヤされて10年異業種への挑戦意欲に感服しました。
キヌア入りペットフードの商品名は「キヌアだワン!(ビーフ・チキン味)「キヌアだニャン!」命名者は間部美雪女史で名前の件で相談したらなんとたった3秒で素敵な名前が誕生。ただ感謝です。
販売方法は、各観光地、道の駅の他、ペットショップ・ペットホテル・ドッグラン施設・動物病院などへ。
コロナ禍でペットを飼う家が増えているそう。私は独自の味付けを研究しキヌア入りのペットフードの開発を企画。
メーカーさんとも十分に協議し、2022年2月22日から販売開始!
しかし、マスコミ報道にも登場してますが可愛いペットを置き捨てや虐待などペットを取り巻く環境は必ずとも良好とは言えません。私も家族同然のチワワがいます。
多少なりともお役に立ちたいと思い、売上金の一部を静岡県動物保護協会様へ寄付させていただくことにしました。
販売が軌道に乗ったら、ヒューマングレードのキヌア入食品の開発を来春スタートする計画です。そしてキヌア人気を復活させたい。
①5年前のキヌア人気を復活させたい
②キヌア生産量が増えれば耕作放棄地が減り、栽培農家が増える
③農業従事者が増加すれば新規の雇用も生まれる。それにより県外移住者が増えれば3者合同プロジェクトは大成功
その一翼を担えるよう日々頑張ります。